節分祭スケジュール
毎年の節分祭のスケジュールを
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スケジュール
開催日:令和6年2月3日
開門時間:8時~17時
豆まき:12時・16時
授与品 / 御朱印:8時~17時
からくり御籤:9時~17時
【狂言演目】
10時 :節分厄払
11時 :十王堂
13時 :閻魔庁
14時 :橋弁慶
15時 :節分厄払
16時10分:閻魔庁
16時50分:追儺湯立
プログラムご紹介
豆まき
二月三日の節分会当日、正午と午後四時の二度実施いたします。
「豆まき」の前には「芦刈からくり人形」の上演もございます。
身振り狂言
二月三日の節分会当日、「大覚寺身振り狂言」を奉納いたします。詳しい実施時間については「番組表」をご覧ください。
「大覚寺身振り狂言」は、「壬生大念仏狂言」で有名な京都の壬生寺の協力を得て昭和の初めに復興された大覚寺の伝統行事で、本堂の前の舞台にて、面をつけた狂言師が鰐口と太鼓の囃しを伴奏に、無言で演じる狂言です。常設の能舞台は、復活50周年を記念して平成17年に完成しました。平成19年、兵庫県ふるさと文化賞を受賞。
からくり人形
節分会では、「芦刈からくり堂」の上演をご観覧いただけます。
このからくり人形は、名古屋の著名なからくり人形師・九代玉屋庄兵衛先生のご制作(平成28年完成)で、能面の制作技法による「頭(かしら)」、人形が変化する「仕掛け」、木製の歯車など、江戸時代からの伝統技法を忠実に守って作られています。
一方、からくりを動かす動力は、熟練した人形方による糸を引っ張る操作の代わりに、コンピュータ制御のエアシリンダーが担います。ここには、伝統技法とともに尼崎のものづくりのノウハウが活かされています。
この他、実際に紐を引っ張って操作できる「船弁慶からくり御籤」も平成31年の節分会より登場しております。
船弁慶からくり御籤
平成28年完成の「芦刈からくり堂」に引き続き、名古屋の著名な〖からくり人形師・九代玉屋庄兵衛〗先生にご制作頂きました。
江戸時代の地誌『摂津名所図会』にも登場し、大坂名物となっていた「竹田からくり」の「船弁慶」を基に造られた大覚寺の「船弁慶からくり御籤」は、能楽「船弁慶」の登場人物だけでなく、大覚寺に関係文書が残る『平家物語』を完成させた琵琶法師の巨匠・覚一検校と、琵琶法師を守護する弁才天も登場し、『大覚寺縁起絵巻』にも描かれた「カラス天狗」の太郎坊がおみくじを運ぶ、賑やかな構成になっております。